Kindle Oasisを買わない理由

だってVoyage持ってるもん。いいですよ、Voyage。新しいKindleが出るとのニュースを聞いてVoyageのモデルチェンジかと思っていて、ふたを開けたら予想をはるかに超えた最上位モデル。自分のVoyageも松竹梅の竹になってしまいました。
Paperwhiteを買ったよとか、コスパ最高といったブログを読んで優越感を感じていたのも、もう終わりです。
価格の改定もないようですね。日本で最初に発売になったKindle Paperwhiteはかなりの戦略的価格で来ましたね。iPhone SEの日本での価格がアップルレートと揶揄されてますけど、その真逆。すぐに飛びつきました。
使ってみての感想は、漢字を表示するには少し荒いと感じる解像度、フロントライトのムラが気になりましたが、いい点もたくさんありました。本体の小ささと軽さ、液晶と比べて長時間読んでも疲れない。また当時は今以上にセールの値引きが大きかったこと。そういった体験から電子書籍は必需品となりました。
そしてVoyageの発表。解像度と照明ムラは改善され他にも更なる軽量化とスピードアップととても魅力的でした。
ですがVoyageは本国と同じ価格で2万円オーバー。当たり前と言っちゃ当たり前ですけど一度甘い蜜を吸わされてるものだから真水が苦く感じてしまうものです。スマホタブレットだったらいろんなことができるけど、本を読むことしかできないのにこの値段。
買うときは清水の舞台を飛び降りる気持ちでぽちりました。選んだのは3Gの広告なしです。最初のPaperwhiteの時はWIMAXルータを持ち歩いていたんですけど、Voyageを手に入れるときはWIMAXルータを手放していて、外での通信手段があったほうが便利だよなと考えて結局一番高いモデルになってしまいました。しょうがないよね、必需品だもん。
使用感は大満足。しいて不満点を探すならば疲れてるときにもう少し軽くならないかと思ったり横幅がもう少し狭くなれば持ちやすくなるかなと思うくらいです。
そしてOasisですが本体は更なる軽量化をされてるのはうれしい点です。また賛否を呼びそうな形状ですが、これは実際に使ってみないと判断できないのかなと思います。ビックカメラでは実物を展示しているんでしたっけ。でも実物を触ると欲しくなっちゃったりするんですよね。そして付属品のバッテリー内蔵カバーですが別売りにしてればVoyageと同じ価格で新型として出せたんじゃないのと思います。
当分はVoyageを大事に使って、ダメになったときにその時のラインナップをみてどれを買おうか悩むことにします。
こうしてKindleのことをつらつらと書いてきて気づいたけど、Kindleの理想の究極形態は空中に浮いてることだ。