職業進化論

かつて声優の仕事は売れない舞台俳優のアルバイトだったと聞いたことがあります。現在ベテランと呼ばれる声優さんはかつて俳優を志していた方が多いようです。
またイラストレーターも画家のアルバイトと呼ばれた時期があったようです。筒井康隆氏のエッセイに書かれてました。読んだのが30年以上前なので書かれたのは40年以上前でしょうけど。
今ではどちらも独立した人気職業です。また、もとの職業とは異なったスキルを求められるようにもなりました。
そこで思ったのが職業も生物のように進化していくものであると。声優は俳優から、イラストレーターは画家から進化したといえます。
進化論になぞらえれば21世紀に入ってプログラマーカンブリア爆発を起こしたともいえます。聞いたことのないカタカナを日々目にしますよね。
そして進化していく職業があるのならば絶滅する職業もあるということです。

職業は進化していくものと考えれば、今後の仕事の仕方も変えられます。
一所懸命努力してとうとうあこがれのあの職業に就くことができた。ところが、そこはもう過当競争で仕事をこなすたびに疲弊していくレッドオーシャンになっていた。
そのとき、どうしたらいいでしょう。あきらめて違う職業に就くのも一つの手ですが、その職業で一年生から始めますか。
進化する、進化させるという考え方を知ってたら、今までとほんの少し違う努力をすれば、新しいブルーオーシャンが開けるかもしれません。
生き残るのは変化に対応できたものだけだと言われてます。
変化に対応できる柔軟性を身につけていきたいものですね。

あっ、メディアクリエイターは絶滅すると思うよ。

「ない仕事」の作り方

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