水無月の夏越の祓いする人は千歳の命延ぶというなり

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先月は高崎に行ってきたので今月は宇都宮に行ってきました。
来月は水戸に行って北関東三県制覇を達成したいと思います。

宇都宮といえば餃子で有名です。食べたいと思ったら駅の周りにいくらでもお店はありますので、適当なお店に入ればおいしい餃子を食べられると思います。
自分は電車の中で駅弁を食べての到着なのでスルーしてそのままホテルに向かいます。

二荒山神社

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歩きながらスマホで地図を見ると二荒山神社という大きい神社があるので軽い気持ちで立ち寄ってみました。
境内に入ると目に入るのは茅の輪。そしてなにかを待つたくさんの人たちと、なにか儀式を始めるスペースがありました。
お参りをして、ちょっと気になるので自分も群衆の中に混じることにしました。
神職の方たちと氏子の代表の人たちがぞろぞろとやってくると、マイクを使って今から始まるとのアナウンスがありました。
待っている人にも紙垂れのついた20cmほどの茅と希望者には説明の紙が配られました。
その紙を読んでやっと今からなにが始まるのか知ることができました。
二荒山神社では6月末と12月末に大祓いを行い、6月の大祓を夏越の祭りと呼ぶそうです。

全体の流れは、祝詞を聞いて配られた茅で自分の身を祓い全員で茅の輪くぐりをして、最後に全員で二拝二拍手一拝のお参りをして終了です。
その茅の輪くぐりをするときにタイトルの「水無月の夏越の祓いする人は千歳の命延ぶというなり」と唱えながらくぐるそうです。
大人の人たちは唱えていませんでしたが10人ほどいた幼稚園児が大きな声で唱えていて参列者に笑顔をつくっていました。
その茅の輪くぐりですが参列者は全員で200人弱くらいだったでしょうか。訓練された人たちならあっという間に終わるんでしょうけど、勝手も知らない人たちで中には足の悪い人もいますから、ゆっくりと儀式は進んでいきます。
それでも1時間くらいですべて終了しました。
なんなのかを見て途中で抜け出そうと思っていたら、そういうわけにはいかない雰囲気になってしまい最後まで参加してしまいました。
蒸し暑い中、1時間ずっと立って歩いてで肉体的には疲れましたけど身は清まったのでしょう。

宇都宮城址公園

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ホテルから駅への帰り道、ちょっと回り道をして宇都宮城址公園へ行ってみました。
男子たるものお城と聞いたら行かずにはいられないよね。
残念ながら完全に消失したそうで土塁と櫓の一部を復元したものが見られます。
その復元した土塁と櫓に登ることができます。
別のお城で天守閣に登ったことはありますが土塁は初めての経験です。これはなかなか貴重なのではと思います。
もともとの宇都宮城は平屋だったようで限られた復元予算を土塁と櫓にしたのは成功なのではないでしょうか。

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昔の地図やジオラマなどの展示物もあります。
そこではボランティアのおじいさんが解説をしてくれます。
だらだらと話をするでもなくコンパクトにまとめて解説をしてくれたので好感が持てました。

また清明館という宇都宮の歴史展示室も併設されています。
すべて無料なので宇都宮に行った際は立ち寄られてはいかがでしょうか。

http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/kanko/kankou/spot/jyiousi/004753.htmlwww.city.utsunomiya.tochigi.jp