京都に行きたい(但し裏側)
裏・京都の魔界を往く―異次元への誘い (SAN-EI MOOK)
- 出版社/メーカー: 三栄書房
- 発売日: 2016/04/21
- メディア: ムック
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本屋でみてタイトルだけで買いました。中二病なら買うよね。
「裏」と「魔界」。この2つのワードだけで買いでしょ。
京都へは中学と高校の修学旅行で行きました。大人になってからは一度も行ってません。
日本一の観光都市ですから、何度も行ってみたいとは思うのですが行くことはありませんでした。とくに強い目的がなかったのが理由でしょうか。
しいていえばけいおんとたまことユーフォニアムの聖地は行ってみたいとの思いはありますが、何かのついででいいかなと思ってました。
でも、この本を読んで行こうという気持ちがかなり強くなりました。
中身は切り口を心霊話や民間伝承など非科学的な歴史を軸にした神社・お寺ガイドと言えばいいでしょうか。
周辺の食べ物屋さんの紹介もあって意外と普通です。
最初は崇徳上皇、平将門、菅原道真を三大怨霊として、それぞれのゆかりの場所を紹介する「怨霊編」。
そして「あの世の入口編」、「鬼と天狗と妖怪編」、「女の情念編」、「結界五社めぐり」と続きます。
途中にアフロ大仏や化粧地蔵を紹介する珍スポットコーナーもあったりします。
勉強になったのは京都にも神田明神があるんですね。
自分は東京生まれで初詣は神田明神と決めてますが、まさか京都にもあったとは。
どうしてあるかというとさらし首にするために首を京都へ運んだからで、有名な怪しく発光して空を飛んだのは京都での出来事だったんですね。てっきり東京・江戸での話だと思ってました。
その首塚が今は京都神田明神だそうです。
一度はお詣りをしないとまずいですね。
また天神様の太宰府は左遷先だったなんて話も。
歴史に詳しい人には当たり前の知識かもしれませんが、自分にはなるほどというエピソードがいくつもありました。
全体の感想として、歴史のある大都市ですから、都市伝説も年季の入り方が違うなと思わされます。
細かい注文として、最近女性誌で小さい判型を売ってますけど、これも小さい判型があれば持ち運びにいいのにと感じました。
表の京都に興味のある方はこちらを。
&Premium特別編集 京都、街歩きガイド。 ((マガジンハウスムック))
- 作者: マガジンハウス
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2015/08/01
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エクストリーム退社で高崎に行ってきた
大げさですね。会社からそのまま旅行に行くことはそんなに珍しいことではないと思います。
バブル期は金曜の夜にグアムへ出発して日曜夜や月曜早朝に帰ってくるプランがメディアで紹介されてました。
自分の仕事は月に何度か泊りがあり、朝出社して翌日の午前中に退社しそのまた翌日が休みというスケジュールになっています。
ですので余裕のあるタイムスケジュールで泊り明けの日に泊りがけで出かけることができます。
リフレッシュが目的でこうした小旅行を最近するようになりました。足の延ばせるお風呂、高速なインターネット、ふかふかのベッドと自宅よりビジネスホテルのほうが快適なので。リフレッシュが目的なので観光にはあまり重点を置いてません。
というわけで今回は高崎を選びました。なんと群馬県です。ネットで聞く噂とは全然違います。って当たり前ですよね。群馬の人、ごめんなさい。
群馬はスキーで何度も行ったことがありますが、都市に滞在するのは初めてです。
ホテルは前回秋田に行ったときに利用したドーミーインが良かったので今回も利用させていただきました。
朝食は秋田のほうが種類が豊富でおいしかったですね。ホテルの大きさが秋田に比べて小さかったので規模の差がそのまま出たかなという感じです。
今回は時間の余裕があり少し散歩をしてきたので写真を何点か貼ります。
高崎城址です。面影はこれくらいしかないようです。
どちらも音楽ホールみたいです。
高崎は「音楽の街」をうたっているようで駅にもストリートミュージシャンが自由に演奏していいコーナーも用意されています。
和田橋から見た烏川と遠くの山並み。
路地裏の猫。
こっちを向いてたんだけど、カメラを出したらあっちへ行っちゃった。
高崎で気に入ったところは駅の中に観光客向けというか地元食材をうたった食べ物やさんが何店かあったことです。地元客が大事なのはわかりますが全て全国チェーンのお店というのも味気ありません。
こういう小さいことで、また来ようかなという気になるものです。
- 作者: 群馬県(協力),河野英喜
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2013/09/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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職業進化論
かつて声優の仕事は売れない舞台俳優のアルバイトだったと聞いたことがあります。現在ベテランと呼ばれる声優さんはかつて俳優を志していた方が多いようです。
またイラストレーターも画家のアルバイトと呼ばれた時期があったようです。筒井康隆氏のエッセイに書かれてました。読んだのが30年以上前なので書かれたのは40年以上前でしょうけど。
今ではどちらも独立した人気職業です。また、もとの職業とは異なったスキルを求められるようにもなりました。
そこで思ったのが職業も生物のように進化していくものであると。声優は俳優から、イラストレーターは画家から進化したといえます。
進化論になぞらえれば21世紀に入ってプログラマーはカンブリア爆発を起こしたともいえます。聞いたことのないカタカナを日々目にしますよね。
そして進化していく職業があるのならば絶滅する職業もあるということです。
職業は進化していくものと考えれば、今後の仕事の仕方も変えられます。
一所懸命努力してとうとうあこがれのあの職業に就くことができた。ところが、そこはもう過当競争で仕事をこなすたびに疲弊していくレッドオーシャンになっていた。
そのとき、どうしたらいいでしょう。あきらめて違う職業に就くのも一つの手ですが、その職業で一年生から始めますか。
進化する、進化させるという考え方を知ってたら、今までとほんの少し違う努力をすれば、新しいブルーオーシャンが開けるかもしれません。
生き残るのは変化に対応できたものだけだと言われてます。
変化に対応できる柔軟性を身につけていきたいものですね。
あっ、メディアクリエイターは絶滅すると思うよ。
- 作者: みうらじゅん
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/11/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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